日本語入力システム「Microsoft Office IME 2010(MS-IME)」を切り替えることによって、日本語と英語の入力はスムーズに行えますが、それ以外の外国語の入力の際に、ウムラウト等の入力に困られている方が結構いらっしゃって、質問を受けることがあります。
長文を入力するのには向きませんが、ちょっとした短文や単語程度の入力であれば、MS-IMEのIMEパッド機能を使うといいでしょう。
なお、メール文の入力用には、使っているソフトや機種によって制限がありますので、お薦めできません。
1.MS-IMEのIMEパッドをクリックする。
2.IMEパッドが表示されるので、赤丸印の[文字カテゴリ]をクリックして、文字種を選択し、該当の文字をクリックして入力します。
また、ワードの文書であれば、次のような文字は、IMEパッドを利用することなく、キーボード操作によって入力することもできます。
なお、入力する際は、日本語入力はオフにします。表内の矢印(→)は、入力しません。
入力する文字(読み方) |
タイプするキーボード(文字を入力する前に一度キーボードから手を離すのがコツ) |
à(グレーブアクセント) |
Ctrl + Shift + `(@の上) → 文字 (大文字の場合は、Shift + 文字) |
á(アキュートアクセント) |
Ctrl + Shift + ‘ (7の上)→ 文字 (大文字の場合は、Shift + 文字) |
â(サーカムフレックス) |
Ctrl + ^ → 文字 (大文字の場合は、Shift + 文字) |
ã(チルダ) |
Ctrl + Shift + ~ → 文字 (大文字の場合は、Shift + 文字) |
ä(ウムラウト) |
Ctrl + : → 文字 (大文字の場合は、Shift + 文字) |
å(リング) |
Ctrl + @ → 文字 (大文字の場合は、Shift + 文字) |